最善の安全対策を目指して
安全環境部総合職
岡新一郎
SHINICHIRO OKA

安全担当の一日

安全部の仕事は多岐にわたります。その根本となるイデオロギーは「作業員と家族の笑顔を守る事」にあります。実に当たり前の考えではありますが、建設業界での事故・災害は、年々減少傾向にありますが、なかなかゼロにはならないのが現状です。
この様な背景の中、自社の従業員が事故・災害を引き起こす、又は重大災害に巻き込まれる事のないように、実際に現場に足を運び、その場での安全指導や施工確認を行っています。
また専門業社としての観点から、取引先企業様に安全対策をご提案させていただく事もあります。
安全部主催の安全衛生協議会を毎月15日に実施し、日々のパトロールの結果・過去の災害事例や取引先企業様の周知伝達事項を、社員及び協力業社、関係者全員で共有できるように周知活動を実施しています。
また、万が一の事故や災害に備え、労働災害保険や補償体制を常に整え、作業員が安心して従事できる職場環境を構築しています。

それでは、安全部の一日の業務を紹介させて頂きます。

9:00
本社全体朝礼
朝は内勤者全員参加のラジオ体操から始まります。
その後朝礼にて、各々の行動予定や重点危険作業を行なっている現場等を報告し、パトロールの準備を行います。また、安全書類や提出書類等の不備が無いかを確認してから、それぞれの行動に移っていきます。
安全部の業務は、実際に現場に赴き指導教育を行なう事を第一に考えています。
10:00
安全パトロール
安全パトロールは、毎日の巡視に加え、弊社役員参加の月次パトロールがあります。
また、重点危険作業等の現場、鉄骨建方や高層階の足場組立・解体作業、機械土工事による建設機械の使用現場等には何度もパトロールに伺い、常に安全第一作業を実施出来ているかを確認しています。弊社では専門業社として、オリジナルのパトロール点検表を活用し、作業員に指導をおこなっています。
パトロール時に気づいたことは点検表と共に写真を撮り、自社安全衛生協議会時に周知事項として記録に残します。
13:00
作業所安全衛生協議会
作業所安全衛生協議会に向けて、事前パトロールを実施します。
この場合は自社作業員の安全だけではなく、作業所全体に危険箇所や危険行為が行われていないか、又は不安全な設備が無いかを隅々まで確認します。その後に行われる安全衛生協議会で、各職種の事業主(代表者)によるパトロール実施報告をし、改善案を全員で検討します。危険の芽を早期に発見し排除する事で、現場の安全を守る重要な活動になります。
14:00
作業所安全衛生協議会参加
取引先では毎月1度、安全衛生協議会を開催しています。当作業所の工程確認や作業所独自のルール等を再度確認します。また取引先企業様の全作業所で発生した事故や、災害の報告が周知されますので、各社情報を持ち帰り社内安全活動に活かします。
各職種・多業種との意見交換を行い、作業所に携わる全員が一丸となって、安全で働きやすい作業環境を作り、より良い建設物が施工出来るように現場を改善していきます。
16:00
安全対策の検討
安全対策についての検討会をおこないます。
持帰ったパトロール点検表や写真を基に、施工手順や、施工に伴う安全施設、環境を見直します。当然パトロール時に改善できることはその場で改善をしてきますが、より良い改善や今後の類似作業に活かせるように、工事部と連携して検討し、即日作業員全員に通達を行います。
また今後予定されている施工の方法や、安全対策を検討して準備を進めていきます。
17:00
報告書作成
本日は2件のパトロールがありました。パトロールは実施しただけでは意味がありません。実際に作業所で起きていた「良好」「指摘」「是正」「改善」を全員が共有し、明日の作業に活かしていくことが大切です。
その為に私達は、書面に図や写真を工夫して、誰が見てもわかりやすい報告書を作成し、全員が理解できるように教育資料を作成します。
また安全書類の確認や、作業員の定期健康診断の確認、資格情報の整理や受講申込みなどを行い1日の作業を終えます。

みんなの安全を守る安全部

真和建設は技術職の会社です。
鳶工事部・土工事部ともに、非常に高い水準で施工を行っています。
私たち安全部は、作業員が安全で、安心して働ける環境を作り、職人としての技術を存分に発揮できる職場環境を提供できるように日々活動しています。
決して目立つことは有りませんが、施工方針や安全対策等、施工が始まる前から検討を行い、施工中もパトロールや協議会で現場に足を運び、常に変化に富んだ魅力のある仕事です。
誰かの力になりたい。そんな方は是非私たちと一緒に仕事をしましょう!

岡新一郎

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